新しいビジネスは、リスクを伴うものですが、かなり昔に受講したABSの様子を見ますに、弁護士の目からは「荒っぽいな」と感じるビジネスでも、実行してみないと社会の変化・ニーズにはついていけないようです。弁護士によるリーガルチェックが厳しすぎると、ビジネスを壊してしまう、緩すぎると後で大きな問題を生じかねない、難しい問題だと思います。その意味で、新しいビジネスの初期の法務の役割は、ともかく一応は、ビジネスを「法律的な観点から基礎づけてみること」で、ノーリスクを目指すことではないようです。もちろん明らかに違法なビジネスは認められてはなりませんが。この観点からのご相談もお待ちしています。